トルコリラ暴落!スワップ投資は「やめどき」? ピンチを乗り切るポジションシフト戦略

スワップ投資

トルコリラが止まらない!スワップ投資の賞味期限が迫る今、どう動くべきか?
生き残るためにポジションシフト戦略を試してみた。

トルコリラ下降トレンドを「ポジションシフト」で乗り切る

2025年に入って、

  • 他国との政策金利差が縮まりスワップ額は減ってきた
  • 長期の下落相場になったとき、スワップで相殺するのに時間がかかる

という状況が顕著になってきました。

特に、トルコリラの下降トレンドが止まりません。ピンチ・・・

■1|トルコリラ魅力で大量ポジション持ってます

ほったらかし利息感覚で貯まっていくスワップポイント。特にトルコリラはスワップが高いことから大量買いしています。

2024年11月に執筆した記事では160LOT持っていて平均約定価格が4.7232でした。

年月TRY約定LOT平均約定価格評価価格評価損益累計スワップ
2024年11月1604.72324.3143-654,1731,485,330

2024年11月も評価損がありますが、累計スワップに救われています。まだまだ政策金利も50%だったのでスワップも固いとみて様子見できていました。

160ポジションを持ってリラドリームを掲げています↓

2025年に入って、もろもろの事情が変わりターニングポイントきてます!

■2|トルコリラ下落!スワップ投資の「やめどき」なのか?

(1)トルコリラ下降トレンドが止まらない?!

2025年に入って下降トレンドが止まりません!!!(~_~;)

あかへび
あかへび

4.2を下回る・・・ 下降の勢いが強いですね・・・

取得単価に対して現在の価格が低いので評価損が出てきています。

(2)スワップも下がってきてピンチ?!

政策金利差が縮小とスワップの減少というスワップ投資のターニングポイントがきてます٩( ᐛ )و・・・政策金利表とLIGHT FXのスワップ推移表を載せておきます。

各国政策金利推移表

ちょっとずつではありますが、金利差が縮まってきています・・・

日本:0.25→0.5%

トルコ:50%→45%

メキシコ:10.5%→9.5%

南ア:8%→7.5%

スワップポイントの推移(トルコリラ)(LIGHT FX)

トルコリラを大量運用中のLIGHT FXのスワップ推移で危機感を共有します。

年月2024.22024.72024.82024.112025.1
スワップ
(円/1万LOT)
36.036.042.050.037.2

一時期50円だったことを考えると減ってきたように感じますね。まだ37円もある!と考えることにします。

今後スワップは微減、チャートは著しく下降トレンド・・・となるとダブルピンチの転換期と言えます。ちょっとずつ策を講じていこうと思います。

■3|トルコリラ下落で「ポジションシフト」実践

ポジションシフト戦略とは:高値ポジションを決済し、安値で買い直すことで、スワップを維持しながらリスクを抑える方法です。

ポジションシフト戦略の流れ

  • 「スワップ累積 ≧ 評価損」のポジションを選ぶ
  • 評価損がスワップ利益を上回らないうちに決済
  • 価格が下がったところで買い直し、スワップの受取を継続
  • 全体の平均約定価格を下げ、リスクを抑える

「スワップの累積≧ 評価損」ルールに該当するポジションを一つずつ決済していくことにします。

(1)ポジション詳細画面を開き「スワップの累積≧ 評価損」となったものを決済

評価損は赤く出ていますが、スワップが積み上がっています。↓

これを一つずつ決済していきます。

貯まったスワップと評価損の相殺がプラスのうちに決済します!

評価益プラス、スワッププラスでの決済が理想ですが、仕方ない。

傷が浅いうちに早めの決断が吉と出るはず! 

(2)決済後の変化を確認 

決済注文を積み重ねて・・・128ポジションまで縮小しました。

Screenshot
Screenshot

2月10日時点で、128ポジション

平均約定価格:4.5982、評価価格 4.1935 ▶︎ 建玉損益:-518,000円、スワップ1,216,640円 ▶︎455,022円!

年月TRY約定LOT平均約定価格評価価格評価損益累計スワップ
2025年2月1284.59824.1935-518,0001,216,640

160ポジションだったものを128ポジションまで縮小しました。

年月TRY約定LOT平均約定価格評価価格評価損益累計スワップ
2024年11月1604.72324.3143-654,1731,485,330
2025年2月1284.59824.1935-518,0001,216,640
  • 平均約定価格が下がり、評価損益も減りました。
  • ポジション数も減ったので累積スワップは目減りします。

(3)下降トレンドで買い注文→スワップ継続

更なる下降トレンドに備えて、

  • 買い注文も出しました。

4.0に向かって買い下がっていく注文を出しています。

これで、多少のリスク緩和ができ、さらには元金に対してより効率の良いポートフォリオができていきます。

(4)ポジションシフトの成果

平均約定価格は下がったのでレベレッジも下がりポートフォリオのリフレッシュができました

■4|まとめ

(1)ピンチを緩和できる「ポジションシフト戦略」

  • 「スワップの累積≧ 評価損」のポジションを高値から決済
  • 約定価格の平均値を下げることでポートフォリオをリフレッシュ
  • ポジションを低値で持ち直すことでスワップ継続

ほったらかしがモットーのスワップ投資ですが、下降トレンドが強い時は早めに手を打ち最大リスクを回避したいところです。

「スワップの累積≧ 評価損」となるには時間が必要です。

スワップ累積と下降トレンド評価損のリスクを天秤にかけて、「スワップの累積≧ 評価損」となる前に決済することも選択の一つです。

(2)トルコリラスワップ投資クローズの方法を考える

  • 評価価格がさらに下がっていっています。
  • スワップも下落傾向です。

何円まで下がるでしょうか・・・

一度チャートが上向きになってくれると時間稼ぎできますけど・・・どうでしょう٩( ᐛ )و

トルコリラでのスワップ投資、旨みを感じる賞味期限が近づいているかもしれません。

スワップ投資の『やめどき』は慎重に見極めるべき。引き続きポジションシフトで管理をしながら、利益を最大化する方法を模索していきます!

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