👤この記事でわかること:
- 公務員として25年働いた筆者が退職したリアルな理由
- 管理職のしんどさ、辞めたいと思った5つの背景
- 退職後の生活設計と社会保障の切り替え
- 「辞めてよかった」と思える人生の再出発
公務員としての25年間。そして限界の兆し
25年、地方自治体で働いてきました。最初は「天職だ」と思っていた仕事。だけどある時から、心のどこかに“違和感”が芽生えていました。
仕事は好きだった。でも…
人の役に立てることにやりがいを感じていました。苦しい中でも、住民の「ありがとう」が支えでした。
でも、年齢とともに周囲の評価軸が“成果”や“数字”に変わっていったんです。
管理職の現実がしんどかった
昇進したはずなのに、仕事の楽しさがどんどん消えていきました。
「部下を守る」「上司の顔色をうかがう」——その間で板挟み。評価制度はブラックボックス。
自分が“こなすだけの機械”になっていくようで、つらかったです。
「退職」を決意した5つの理由
①管理職になった
自ら事業を起こす楽しみが減りました。そして責任と孤独感が一気に増した。やりがいよりプレッシャーが勝ってしまった。
②飲み会がつらくなった
本音を語れない、上司・部下との“接待”。それが「業務の一部」になっていたことに気づいた。

一人ひとりと向き合って時間をかけて関係を築いていくタイプの筆者にとって、同僚との飲み会は気を遣ってなんだか疲れてしまう…発散のための会なのに、もやっとする・・・
③この先に夢が持てなかった
「あと15年、このまま…?」と想像したとき、胸がざわついた。
④やりがいを求めすぎていた
公務員にしかできないことを探していたけれど、求め続けるほど疲れてしまった。
⑤このまま終わりたくないと思った
「まだ間に合う」と思った。自分の人生を、自分でデザインしたくなった。
「辞めても生活できる?」という現実的な不安
退職後の生活設計
夫婦で何度も話し合いました。
退職金や副収入(ブログやFX)をもとに、最低限の生活費は確保できると判断。
もちろん不安はあります。でも、「死にはしない」とも思いました。
👉 退職後の生活資金として私が選んだのは“投資”でした。
安定的に受け取れる仕組みや実績については、こちらの記事にまとめています:
▶︎ スワップ投資とリピート売買、どちらがおすすめ?
社会保険や年金の切り替えも現実的な問題
「辞めたあとに出ていくお金」は事前に把握しておくべきだと痛感しました。
そのあたりの詳細は、別記事でまとめています:
▶︎ 退職後に請求される健康保険・年金・税金のリアルな支出まとめ
「退職=逃げ」ではない。新しい人生のはじまり
どうしても目の前の仕事を頑張ってしまう、上司や部下の信頼に応えたいと思う…そうして自分や家族との生活を多少なり犠牲にしながら必死で定年まで働いた先は… 幸せなのか??
コロナ療養中、時間の価値に気づいた
コロナ療養で10日間、強制的に仕事を休んだ時が転機でした。ゆっくり身体を休めている間、ふと思ったんです。「あれ、家でこうして静かに過ごす時間が、何よりも幸せかも」と。
「逃げた」と言われないよう、行動を始めた
自分の20年後を想像したときに、燃えつきて前のめりに倒れ込む自分しか想像できませんでした。疲れ果てて笑う元気すらないのではなかろうか。
組織にやりがいを見出せなくなったなら、自らやりがいのある仕事を作ればいいのだ。
退職したい。でも不安。そんな気持ちをエネルギーに変えて、起業を決意しました。
小さな法人を設立し、今は「資産運用で自由に生きる力を育む」をテーマに活動しています。
退職したい。でも不安。そんな気持ちをエネルギーに変えて、起業を決意しました。
小さな法人を設立し、今は「資産運用で自由に生きる力を育む」をテーマに活動しています。
まとめ|退職してわかった、自由の意味
- 退職は“逃げ”ではなく、“選択”
- 気力が残っているうちに、一歩踏み出せてよかった
- 今はまだ不安もある。でも、生きている実感があります
退職を現実からの逃避で終わらせない。わくわくする毎日を送っていくのだ。
今はまだ不安もある。でも、生きている実感があります。
退職を現実からの逃避で終わらせない。わくわくする毎日を送っていくのだ。
退職を現実からの逃避で終わらせない。わくわくする毎日を送っていくのだ。
👉 もしあなたも、「このままでいいのか」と感じているなら——
自分の人生に、ひとつ問いを立ててみてください。
“逃げ”じゃなく、“選択”で生きるために。